オリジナルタオル製作を検討されているお客様によくいただく質問に、「プリントタオル」と「ジャガードタオル」の厚み・質感・金額はどう違うのかという質問があります。今回はこの“違い”をご説明します。
まず、上の写真をクリックしてよく見ていただきたいのですが、左側から順に、プリントタオルの表面・裏面、ジャガードタオルの裏面・表面となります。
タオルの厚みの違い
このブログの「タオルのパイル生地とシャーリング生地」や「プリントのオリジナルタオルを最高の品質で製作するために重要な工程」の記事でもご説明しておりますが、プリントタオルに使用する生地は白いタオル生地で、表面のみシャーリング加工を施しています。
それに対してジャガードタオルは、表面・裏面共にパイル地(ループ状)のため、プリント用のシャーリング生地に比べて圧倒的に厚みがあります。生地の厚みに関しては諸条件により変動しますが、大体、触った感じでジャガードタオルはプリントタオルよりも1.5倍 分厚いと思っていただいてもいいと思います。
タオルの質感
プリントにも染料プリント・顔料プリント・インクジェットプリントなど、様々なプリント方法がありますが、基本的には大体の場合、シャーリング生地を使用しますので、ループ状の糸をカットして糸がパラパラに分散するため柔らかい芝生のような手触りになります。
ジャガードタオルの場合は、両面パイル地のため、もこもこした質感ですが、プリントのタオルのようにインクを表面にプリントしているわけではないので、染色した糸でデザインを表現している分、比較的やわらかく仕上がっています。質感については、プリント方法や生地の仕様によっても全く変わるため一概には言えません。一度サンプルのタオルを触って確かめてみてください。サンプルも無料で発送いたします。お問い合わせ(0120-93-0075)ください。
オリジナルタオルの価格について
プリント・ジャガード共に、デザインに使用する色数や注文する枚数などによって大きく変動するため、今回はフェイスタオルを2色デザインで100枚製作した場合の価格を比較します。
この場合、プリントだと、すべて込みで一枚あたり、だいたい700円~900円程度(日本製生地)。ジャガードタオルだとで一枚あたりだいたい1400円~1600円程度です。
基本的にはジャガードタオル(この場合2色毛違いジャガード織り)の方が金額は高くなりますが、あくまでも上記の仕様の場合ですので、価格についてもお問い合わせ(0120-93-0075)下さい。その他のタオルの加工方法別価格については「オリジナルタオル 加工方法別価格ランキング」や「かっこいいオリジナルタオルをなるべく安く製作するための5つの方法」をご参照ください。
神野織物ではオリジナルタオルの製作工程を動画でもご説明しています。
こちらも是非ご覧ください。
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