- 2011年9月2日 18:22
- プリントタオル
パイルの上に顔料でプリントすると、パイルの奥まで顔料は浸透しないので、この写真のように洗濯したり汗を拭いたりすると下糸の白い部分が見えてしまいます。
一般的にシャーリング生地(プリント用にパイル地を加工したタオル生地)を使ってオリジナルプリントタオルは製作するのですが、プリントのタオルを安く仕上げるために、外国産の総パイルタオル(裏表全面パイル地)を使ってプリントする場合があります。
これは、特に粗悪なものというわけではありませんが、タオル独特の風合いが損なわれる可能性が高い上に、プリントもきれいに仕上がりません。
パイル生地の方が吸水性が高いのは事実ですが、普段使用するうえで差はほとんど感じません。
それよりも、プリントがきれいでふわふわのタオルの方が嬉しいですよね。
プリントのオリジナルタオル製作は、予算がなくやむを得ない場合を除いて、圧倒的にシャーリング生地の方が向いています。
どうしてもパイル生地の上にプリントする場合は、
・細かいデザインが表現しにくい
・顔料インクの乗りが浅いため白い部分が目立つ
・タオルの表面が硬くなる(風合いが劣る)
オリジナルタオル製作で気になることがあればお気軽にお問い合わせ(0120-941-011)ください。
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